発生注意報の的中は「589回中8回」
専門家による映像分析では、雨雲の早さは時速70キロ。つまり竜巻もその早さということである。気象庁は柏市にあるドップラーレーダーで雲の中の風の 動きを測して、ホームページで「竜巻発生確度ナウキャスト」という予測を出しているが、昨年出した竜巻注意報は589回、うち的中したのは8回だ。
キャスターのテリー伊藤「それじゃぁ信じないね」
加藤「注意報を待つんじゃなくて、起きた時にどう身を守るかになる」
阿部によると、竜巻から身を守るポイントは、(1)竜巻の進行方向と直角に逃げる。(2)戸外にいたらコンクリートなど頑丈な建物に避難する。(3)屋内では竜巻に対してカベをつくる。カーテンを閉める。布団をかぶる。さらに奥まった部屋なら安全―という。
加藤「ガラスを避けるためですね」
阿部「ガラスでケガをした人はたくさんいたが、これはけが人に数えられてないと思う」
菊地「見えたら自分で身を守るしかない。外へ出たほうがいいか、閉じこもったほうがいいか、検証して教えてもらいたい」
テリー「7分間も竜巻を撮った人がいたが、本当はカメラ撮らないで逃げて下さいよ。その分、逃げる時間が長くなる」
地震だってそうだ。日頃どうするかを考えておくだけでもいざというときの役に立つ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト