亀岡死傷事故―加害者父親「ケータイで謝罪」の無神経

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「このまま黙っていて許されるのか」という気持ちわかるが…

   コメンテーターの藤巻幸夫(元伊勢丹バイヤー)は「個人情報に対する教育を徹底する必要がありますね」と言い、吉永みち子(作家)も「なぜ警察も学校も個人情報についてこんなにルーズになってしまったのか不思議だ」と話した。

   法律的にいえば、個人情報を漏えいしたことはたしかに悪い。ただ加害者側親族の「このまま黙っていて許されるのか」という懺悔の思いも理解できるから、教頭も懇願されてつい漏らしてしまったのだろう。

   むしろ、理解できないのは少年の父親の不見識な行動だ。被害者を悲劇のどん底に突き落とした加害者側なのだから、タイミングを見計らって被害者宅に出向き謝罪するのが礼儀ではないか。それを携帯電話に電話するとは論外である。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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