「SANKEI EXPRESS」の記事をもとに番組が伝えるところでは、映画用の録音・音響システムで知られる「ドルビー」ことドルビー・ラボラトリーズ社が、「ドルビー・アトモス」なる画期的な新規格を発表したそうである。これまでもドルビー・サラウンドは広がり感のあるサラウンドを提供していたが、前から後ろ、右から左など、あくまで水平の音の移動しかできなかった。
ところが、新システムは64個のスピーカーを天井などにも設置することで、音が上下左右、立体的に移動する。たとえば、これまで飛行機が着陸するときの音は、後ろから前だったが、斜め上から下へと聞こえてくるかもしれないらしい。
ドルビー・ラボラトリーズ社製200~250万円
このシステム、導入のお値段は200~250万円とお手頃(?)であるため、名だたるAVマニアである小倉智昭キャスターは、家庭用アトモスが発売された場合にそなえ、早くも意欲をかきたてていた。「私は考えてます。どうやって天井にスピーカーつけようかと」
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト