ロンドン五輪サッカーの1次リーグ組み合わせが決まった。女子のなでしこジャパンはカナダ、スウェーデン、南アフリカとのF組、男子はスペイン、ホンジュラス、モロッコと同じD組となった。
いずれも上位2チームが準々決勝に進出できるが、「モーニングバード」のコメンテーター・松木安太郎(サッカー解説者)は、ガッツポーズをしながら「なでしこは8割以上の確率で予選突破」と占った。
初戦のカナダ監督「残念ながら日本と対戦」
なでしこの初戦は、FIFAランク7位のカナダと7月26日午前1時(日本時間)との対戦である。最近は対戦の機会がないが、過去の対戦成績は3勝3敗3分け。そのカナダのバードマン監督は、「残念ながら日本と対戦することになりました。最初の試合で世界チャンピオンに勝てるかもしれないチャンスです」と複雑な心境を語る。昨年(2011年)のW杯以来レベルアップしているなでしこジャパンなら難しい相手ではなさそう。
司会の羽鳥慎一「『残念ながら日本とあたることに…』と言われる立場になりましたよ」
赤江珠緒キャスター「王者に対するコメントですね」
松木は「なでしこのイメージは、これまで大きな大会ばかりで情報がなかったが、今はもうバンバン情報が入っている。相当研究されており、どのチームも侮れない」と話す。
羽鳥「予選を通過する確率は?」
松木「ボクは80%以上」
男子は強豪スペインとどんな試合ができるか
これまでの成績からなでしこジャパンに期待が集まるのはやむを得ないとしても、では男子はどうか。初戦の相手は強豪スペインで、7月26日午後8時(日本時間)から対戦する。松木は「スペインは強い。ここでどういうゲームをするかが大きなポイント」という。引き分け以上に持ち込めば準々決勝進出の可能性が出てくる。
松木は「日本はアフリカ系のチームに苦戦する場合が多いですから、ホンジェラス、モロッコも十分注意しなければいけない」とクギを刺した。