小倉智昭「原発必要論」で熱弁!「電力足りるのか?死活問題」

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   福島第一原発事故前のワイドショーでは、原発の危険性や必要性などといったことはほとんど口の端に上らなかった。いまや原発は危険なばかりか不経済で不要であり、原発がなしでは「電力不足」に陥るなどという話も、電力会社の息がかかった連中が、原発利権を守るための方便、演出ではないか――といったことが頻繁に話されている。

第三者機関が「夏に大幅な電力不足と予想している」

   今朝(2012年4月25日)の「とくダネ!」では、コメンテイターの高木美保(タレント)が「政府が原発再稼働を急ぐ理由のひとつは、再稼働しないで夏を乗り越えられたら、原発不要論が出てきて困ると――そういう人が、政府・民主党議員のなかにもいる」と発言した。

   これを聞きとがめたのが司会の小倉智昭。第三者機関が夏の大幅な電力不足(とくに関西電力)を予想していると指摘。「間に合うと言ってる専門家もいる」と言う高木に対して、オグラは「それ、結論は出ないんだよね。本当のところはわかんないから」と苛立ちを見せた。日本経済新聞を読み込む経営経済ツウのオグラとしては、電力が足りると思って足りない場合の日本経済・社会への影響を深く憂慮しているようだ。

   「日本に原発が合わないのはわかる」と言う一方で、「(将来はともかく)当座の電力をどうするのか、本当に足りるのか。コレが一番の死活問題だと思うんだよね」「各企業の努力などで、電力が足りるのかもわからない。でも、あくまで『かも』ですから。そこが悩ましいところ」などと話していた。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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