人をうれしがらせる「ほめテク」ポイント
とはいえ、どうやってほめたらいいか。白鴎大の仁平義明教授は「人知れず努力していたのを見ていたというほめ方はうれしい。ずっと見ていた、関心を持っていたといういい方。いい時も悪いときも見ていて、両方伝えられるほめ方、そういうのが必要」という。これが具体的で、間接評価が加わったりすると一層効果的。抽象的でベタだとダメだそうだ。これを就活中の学生を使った実験がなかなか面白かった。上手いほめ方をされた学生は笑顔の数が断然多くなる。「自分が大事にされていると思うと、自尊心が高まる」と仁平教授はいう。
司会の加藤浩次「いいなと思った時に、いいなとほめられる人になったほうがいいということですよね」
そこで大竹は、検定試験にあった「短所を表す言葉を長所に言い替えよ」という問題をスタジオで問うた。「空気が読めない」をアナの葉山エレーヌに当てはめるとという設問に、キャスターのテリー伊藤が「葉山さんは1人で生きていける。将来離婚した時に…」と脱線。正答は「自分らしさ」「流されない」など。次が「八代英輝はケチである」。これもテリーは「八代さんはお金もってない」。加藤は「倹約家とか金銭感覚が鋭い」。これが正解。「はるな愛は落ち着きがない」にもテリーは「現状に満足してない。ということは向上心が高い」。これはうまい。はるな自身が「うれしー」。テリーが「ほめ達」であることがよくわかった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト