ジャニーズ系の連続テレビドラマが好調だ。きのう16日は「嵐」の大野智主演の「鍵のかかった部屋」(フジテレビ系月曜よる9時)の初回放送だった。平均視聴率18・3%は前夜の中居正広主演「ATARU」の19・9%には及ばなかったものの、まあ狙い通りの数字だろう。
大野は警備会社に勤める防犯オタクという役どころで、ドラマ導入部のだれも開くとは思っていなかった金庫をこともなげに開けてしまうエピソードでまず視聴者をつかんだようだ。大野は月9初主演だが、「怪物くん」とはまったく逆のクールで無表情の変わり者が、難事件を次々と解決していく1話完結で、毎回のトリック崩しが見どころだ。(テレビウォッチ編集部)