桜の開花が待たれる東北地方はこれから本格的な観光シーズンを迎えるが、観光庁が「東北すべてが観光地」と外国人向けにPRを始めたホームページ(HP)で、とんでもない赤っ恥の翻訳ミスをしでかした。日本語を英語、韓国語、中国語に翻訳したもので、トンデモ誤訳とは――。
「秋田は飽きた」「なまはげはハゲアタマ」自動翻訳チェックせず
英語版では「ブルーメッセ秋田」の秋田を「got tired」(飽きた)、岩手県出身の歌人・石川啄木の「啄木」を「Wood pecker」(キツツキ)、仙台市の観光地「旧伊達邸」をローマ字で「kyu itatsu tei」、「軽トラック」を「light tiger」、秋田県内の地名「生保内(おぼない)」を「in life insurance」(生命保険で)、秋田県横手の冬の行事「かまくら」を「Mosquito event to use as pillow 」(まくらに使う蚊の行事) とメチャクチャだ
中国語版にいたっては、秋田の伝統行事「なまはげ」を「ナマハゲ体験講座」と「ハゲアタマを体験する講座」みたいに翻訳してあった。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト