春ドラマが次々とスタートした。おおむね好調な滑り出しで、なかでも中居正広が8年ぶり主演の「ATARU」(TBS系日曜よる9時)は初回の視聴率19・9%と、20%の大台寸前の注目度だった。相葉雅紀主演の「三毛猫ホームズの推理」(日本テレビ系土曜よる9時)も15・9%と合格点だった。
草彅剛の「37歳で医者になった僕」(フジテレビ系火曜よる10時)は13・2%、よる11時台という時間帯にもかかわらず、長澤まゆみ主演「都市伝説の女」(テレビ朝日系金曜よる11時15分)も10・3%とふたケタを確保した。低調なのはオダギリジョーの「家族のうた」(フジテレビ系日曜よる9時)で6・1%となんともさみしい。完全に「ATARU」に食われてしまった格好だ。
きょう15日(2012年4月)からは大野智主演の「鍵のかかった部屋」(フジテレビ系よる9時)も始まる。どうやら春ドラマはジャニーズ系が四つ巴の視聴率競争になりそうだ。(テレビウォッチ編集部)