スマトラ沖で8年目の巨大地震―日本の3・11同じことが起きるのか?

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   3・11東日本大震災以来、インドネシア・スマトラ島(沖)がメディアで言及されるケースは多い。スマトラ島沖では2004年12月にマグニチュード9の大地震と大津波が20万人を超える命を奪い、それ以降も大地震がたびたび発生している。

   専門家の話では、スマトラ沖と日本の三陸沖が同じ経緯をたどるという保証はまったくないらしいが、同じ経緯をたどらないという保証もなく、日本の将来予測の際に参照されるのである。

専門家「このくらいのスパンで大きな地震活動」

   そのスマトラで最初の大地震から約8年経ったきのう11日(2012年4月)、マグニチュード8.6の地震が発生。海洋地震学が専門の笠原順三東大名誉教授は、震源や起きたメカニズムからして「(2004年の)余震ではないが、一連の大きな地震活動」だという。

   「こういう地震があると、日本ではどうなんだと不安が湧いてきますよね」と司会の小倉智昭。笠原は「スマトラの地震はだいたい5年ぐらいで落ち着いたが、8年経って大きな地震が起きた。3・11地震もこれぐらいのスパンで大きな地震活動が続くと考えたほうがいい」と話した。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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