「石原新党」5月末結成―都知事辞任で衆院・都知事ダブル選挙

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   「バカーんと書いてますね」と、司会のみのもんたがけさ12日(2012年4月)の朝刊1面から取り上げたのが産経新聞の石原新党の記事。いつ立ち上げるのか、気を持たせている石原新党だが、5月末結成で最終調整に入ったと伝えている。参加メンバーは当初もくろんでいた30人程度から20人を下回る可能性があるという。

   記事によれば、中核メンバーは、たちあがれ日本の平沼赳夫代表や園田博之幹事長、国民新党を離党した亀井静香氏らお馴染の面々である。時期については、5月23日にカナダのケベックシティで国際オリンピック委員会(IOC)理事会が開催され、2020年夏季五輪の「立候補都市」が決まるため、五輪誘致の陣頭指揮にあたってきた石原慎太郎と知事としては、これを見届けてからから新党結成に踏み切りたいということのようだ。

参加メンバーは亀井、平沼ら20人程度。IOC理事会後に動き

   みの「金井さん、どうですか」

   コメンテーターの金井辰樹(東京新聞・中日新聞政治部次長)は「石原さんはきょうからアメリカに行きますが、あちらでの講演の中で新党について大きなアドバルーンを上げるのではないかと永田町で大変注目されています。人数が減ったのは、国民新党が分裂騒動でガタガタしたのと、衆院選が少し先になりそうという見方から、いま決断しても選挙の頃は旬を過ぎるのではないかと見合わせる人もいるという観測です」と解説する。

   みの「北川さん、もし石原新党になった場合、都知事はどうなりますか」

   北川正恭(早稲田大学大学院教授)「それは多分、石原さんは告示になった時、知事をやめるでしょう」

   みの「では、誰が都知事に?」

   北川「それは都民が決めるのだから、まださっぱりわかりません」

   金井「選挙まで知事を続けて、直前にやめるとみられていて、その場合は当然、衆院選と都知事選がダブルになる可能性がある」

   みの「それが僕は非常に興味津津ですね」

   石原新党結成の動きをにらみながら、それとは別にひそかに都知事選をめざして動いている人がいるということだ。果して「ポスト・石原」にどんな顔が出てくるのか。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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