早くも期待させる「草彅ドラマにはずれなし」抑えた演技で医者の苦悩掘り下げ

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葛城すずの笑顔で手話…ドラマに説得力

   外科ではなく内科が舞台なので派手さはないが、そのぶん医療現場の内情、抱える問題、医者の苦悩などを深く掘り下げることができそうだ。祐太の婚約者、葛城すず(ミムラ)の笑顔がいい。事故で腎不全になり、事故のショックから声を失ってしまった彼女が、悩む祐太を手話で励ますシーンの笑顔が印象に残る。彼女のためなら頑張れる、そう思わせる笑顔だ。もちろん草彅剛の抑えた演技がいいのはいうまでもない。

   八乙女光の研修医はあまりにも軽薄で、ほんとに医大に受かったのかという疑問もないわけではない。また、今回、患者からもらった北海道プリンをひとりで幸せそうに食べるマツケン教授の姿があったが、スイーツ好きという設定に意味はあるのかという気になるエッセンスもちりばめられ、次回に興味をつないだ。番組最後に「病院を変えるつもりはない。自分が変わりたいんです」と宣言した祐太の成長を見守りたい。草彅ドラマにハズレなし。

くろうさぎ

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