ダルビッシュKO寸前!米国反応「日本に返そうか」

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   メジャー公式戦初登板したダルビッシュとイチローの対決はイチローに軍配が上がった。緊張のあまり2回目までに8安打5失点と乱調になるのもやむを得ない。3回以降は味方の強力援護もあって6回途中の降板まで無失点で乗り切り、デビュー戦を白星で飾った。

   試合後、ダルビッシュは「勝負にいきたくていきたくて、体と精神の状態がアンバランスだった。イチローさんはもともとすごい選手だっていうのもありますし、勝負できる状況ではなかった。誰に対しても…」と不満足なデビュー戦を振り返った。

見る見る変わっていったファンの顔色

   アメリカの反応はどうだったのか。テレビ朝日ニューヨーク支局の名村晃一支局長はこう伝える。「私のところの記者がスタンドで見ていましたが、KO寸前までいきましたので、見ていたファンは相当ヤキモキ。反応も早く、絶望的なダメージを受けると見る見る顔色が変わって、それがヤジになっていました」

   メディアの反応については、「AP通信が『これ以上不安定にならないだろうというぐらい不安定なスタート』という表現で厳しいんですが、『球団は日本に返そうかなと思ったのではないか』という書き方までしていた。契約金の高さから何を言われてもという部分はあるのですが、一方、アメリカはフェアで、勝利に繋がるその後の踏ん張りには評価を惜しまなかった」という。

文   モンブラン
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