「保身に走る」 警察官と不祥事連発の関係

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元警視「国民守る感覚が薄れた」

   広島県警でも、58歳の警察官が酒を飲んだ状態で車を運転、バス停に止まっていた路線バスに追突し、酒気帯び運転の疑いで逮捕された。この日は非番で、近くで缶ビールを飲んだと話している。

   さらに兵庫県警の巡査長(27)は、酒を飲んで列車で帰る途中、捜査資料に入ったカバンを紛失した。その後駅のホームに放置されたカバンを駅員が発見したという。

   多発する警察官の不祥事について江藤史朗・元警視庁警視は「頭でっかちの警察官が増え、保身に走るようになったために上司が部下を把握できず組織が弱体化した。その一方で、国民を守る感覚が薄れ、不祥事を隠ぺいするようになった」と指摘する。

   スタジオでは、司会の羽鳥慎一が「ここまで来ると、怒りよりも大丈夫なのかなって…」。これに呼応してサンデープロジェクトの司会を10年以上勤めたという宮田佳代子が「日本全体が大丈夫かなという気がする。警察だけではなくてあると思う」と。

   何を宮田が言いたかったのか?すぐ頭に飛び込んできたのは、弛緩状態が目立つ民主党政権の「日本はこれで大丈夫か」という体たらく……

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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