「保身に走る」 警察官と不祥事連発の関係

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   警察官の不祥事が止まらない。

   警察のトップ、片桐裕警察庁長官が9日(2012年4月)、警察官を取り締まる全国の首席監察官を招集し危機感を共有するよう注意を促したこの日にも、とんでもない不祥事が全国で相次ぎ発覚した。

「セーラー服おじさん」は警察官だった

   何故こんなにも警察官が弛緩してしまったのか。取り上げた『モーニングバード』で「警察だけでない」という意見も……

   まずは東京・武蔵野市で有名だった変態おじさん。住民が「セーラー服おじさんと呼ばれる人が出没するという話をお巡りさんから言われました」という、そのセーラー服おじさんが逮捕された。

   調べたところ、事件当時は八王子・南大沢署交通課に勤務していた塚田和哉容疑者(37)で、帰宅途中の女子高生の前に立ちはだかりスカートを持ちあげて下着をつけていない下半身を露出した疑い。塚田は容疑を認めており「他にも何回かやった」と自供しているという。

   岡山では、県警警部補の小寺誠一容疑者と元暴力団組長の笠原忠行容疑者が共謀し、小寺容疑者の部下だった女性警察官の車を傷つけたとして送検されている。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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