「家族の序列は女帝(妻)>娘>愛犬>僕。それでいいんです」
テリーが加藤を指差して、「阿部さんの爪の垢でも煎じて飲まないと」。加藤は黙って笑うしかない。
★「ペットに序列を越されても、笑顔で見守ってこそ家族愛」
阿部「序列見て下さい。女帝(妻)>娘>愛犬>僕なんです。それでもありがたいと思って生活しています」
加藤「犬ってわかるんですよね。家の中での序列」
阿部「最後に寄ってくるのは、ボクです」
★「男が家事の分担から解放されるためには、まず妻に楽をさせること」
テリー「これはどういうこと?」
阿部「(妻は)料理が好きなんですが、食器洗いが嫌いで、ボクがやってた。と、『大変でしょ、食器洗い機を買いましょ』となる」
テリーも加藤も、おおたわ史絵(医師)も本村健太郎(弁護士)も唖然。おおたわは可哀想なという表情だが、テリーが「奥さんを愛してますねえ」と言うと、阿部は恥ずかし気もなく「感謝してます」。そうでなくっちゃこんな本は書けまい。
アナウンサーの葉山エレーヌが「さりげなく阿部さんの後ろに…」と指したのが阿部夫人の大きな顔。ちょっとにらんでいるようで、テリーが「きょうもうまくしゃべらないと怒られるよ」
阿部はまんざらでもなさそう。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト