卒業の時期「まだみなさんと話し合いできていない」
握手会では中山美香リポーターが代表インタビューした。
――辞退はどんな思いからだったんですか。
「卒業を発表したので、時期は決まってないけれど、今回は応援する側に回りたいなと。そばで応援します」
――会場には行くの。
「行きたいです」
――メンバーには辞退は伝えたんでしょうか。
「ちゃんとは伝えてないです。まだ」
――卒業の時期は?
「まだ皆さんと話し合いができていないので、これからです」
前田が主演した映画「苦役列車」の山下敦弘監督はこんなことを言っていた。「昨年12月に撮影が終わったとき、役者をやりたいと宣言したので、みんなドキッとした。だから『卒業』と聞いたときも、早かったなと思いましたね」。映画の設定は1986年なので、茶髪を黒にしてと言ったら「やります」と即座に答えてマネージャーが焦ったほどで、決意を感じたという。
司会の加藤浩次「総選挙辞退はまあ当然か…」
キャスターのテリー伊藤「(総選挙に)出ちゃうと、意味が違ってきちゃう」
インタビューした中山は「動画では涙を見せていたんですが、イベントではすっきりとしていて、ふっきれた感じでした」
加藤「違った道に行く怖さはあるんでしょうね」
テリー「ただ、AKBでやったという達成感があるからいいですよね。彼女の潔さを評価してあげたい」
しかし、金のなる木となるときれいごとでは済むまい。彼女が総選挙の会場に来るか来ないかでも足を運ぶファンが左右されるのだから。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト