卒業式の季節はとうに過ぎ、気付けば入学式シーズンも終わろうとしているが、前田敦子がいつAKB48を「卒業」するのかはいまだ判然としない。きのう4日(2012年4月)の「重大発表」は、事前の予想通り、6月のAKB総選挙への不出馬表明であり、そのほかにはワイド情報番組的に取り立ててめぼしい情報はなかった。
やめる理由も時期も不明なまま引っ張れば…
「とくダネ!」の芸能リポーター(デスク?)の前田忠明も肩すかしを食ったような、普段の仏頂面に輪をかけたような表情である。前田敦子が辞める理由もわからなければ、時期も不明のままだとし、「引っ張って引っ張って、卒業するしないでやれば、年内、紅白までいきますよ。そういう戦略が見え隠れする」と前田忠明は言う。これに大人の事情ツウな司会の小倉智昭が「大人の考えが背後で渦まいてますかね」と応じる。
このままズルズルと引き延ばせば、「卒業商法」とネットで批判――みたいな記事が、某ニュースサイトあたりでいかにも出そうだ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト