通信授業で国語や数学も履修。教材はAKB
むろん、これだけの学習しているわけではない。入学と同時に通信制の星槎国際高校に在籍し、その教材を使って高校の単位を取得するシステムになっていて、ちゃんと国語や数学の授業もある。そこで数学の授業を覗くと、ホワイトボードに「AKB」とか「浜崎」の文字。講師によると、「カラオケでよく歌うアーティストを挙げなさい」という確率と統計の授業だという。
将来の進路を訊ねると、「ずっとギャルでいたい」という生徒もいたが、「ヘアメイクさん」「化粧品のメーカーに行きたい」「美容師」という堅実な答えが多かった。
羽鳥「話してみると、皆しっかりしている。高校に行きながら専門学校に行っているのと同じ。夢へのスタートが早まっていい」
前田「すぐ実践につながるからいいですよね」
元共同通信記者・青木理「新しい高校の形で、こういうのがあっていい」
みな好評価だった。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト