価格に転嫁できず板挟み
みの「大幅な電気料金値上げに消費税増税。このダブルパンチでどれだけの中小企業が苦しんでいるか」
コメンテーターの柿崎明二(共同通信編集委員)は「商売をやめろと言っているのと同じ。日本の経済を中小企業がどれだけ下支えてきたのかを、東電も政府も少しも分かっていない」とバッサリ。池田健三郎(経済評論家)は「今回の値上げで一番の打撃をうけるのは中小企業です。それを分かっていたはずなのに、今まで何の手も打ってこなかった。中小企業は電気料金が上がったからと価格に転嫁できない。ますます板挟みになる」と言う。東電幹部はいまだに自分たちが国を滅ぼすようなとんでもない事故を起こしてしまったという自覚も責任感もないのだろう。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト