3年前の夏、52日間で約415万人を集めた実物大のガンダムが、お台場に帰ってきた。全長18メートルの威容が見られるのは来月19日(2012年4月)にオープンする大型商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」の前だ。フジテレビとは道路を隔てて背中合わせ。そこで、「とくダネ!」榎並大二郎アナが施設内部をめぐって歩いた。
アメリカンカジュアル、韓流、メイド喫茶、つけめん…もうなんでもあり
まだ看板だけだが、「H&M」「FOREVER21」「UNIQLO」「ZARA」「Bershka」ときて、日本初出店となる「AMERICAN EAGLE OUTFITTERS」、「OLD NAVY」(7月オープン)もある。「AMERICAN」はアメリカの3大カジュアルブランドのひとつで、「OLD」は低価格展開で全米とカナダに1000店をもつ。若者向けの低価格ブランドが7つも1か所に揃うのは画期的なんだとか。
2階は行列ができる食の名店がずらり。洋食の「三代目たいめいけん」、閉店したつけめんの「六厘舎」が「久臨」の名で出店し、「博多長浜らーめん 田中商店」、「Auntie Anne's」、「Krispy Kreme」、 秋葉原の「めいどりーみん」もある。
新大久保で人気の韓流グッズショップ「KOREA 芸人広場」、コンサートホール「Zepp DiverCity TOKYO」までもあって、屋上はテニスやフットサルのコートだ。これら154店舗はヤングファミリー、ヤングカップルがターゲットで、入口を入ってすぐのところに両替のカウンターがある。むろん外国人観光客のためだ。つまりは、いまの東京が凝縮されている?
競合店並べて安さ競争
司会の小倉智昭「フジテレビから見ると、入口が向こう側なのね。ガンダムがあるの知ってた?」
中野美奈子アナ「立ってました。近くで見てみたい」
小倉「そういうもんなんだ。店の名前、みなわかります?」
真鍋かをり(タレント)「AMERICANはこんど原宿にも…」
これだけ並ぶと競合が懸念されるが、むしろ相乗効果が狙える。
山口義行(立教大教授)「競合店がそろうと、安くなるという期待もある」
この春は、東京スカイツリー、渋谷ヒカリエもオープンする。どれくらいの来場者があるか。中野は「新大久保や秋葉原が1か所に集まっているという感じがいいのかも」と言う。
小倉「メイド喫茶も来るの?ごっちゃごちゃだね」
真鍋「東京は回るのがたいへんだから、結構いいかもしれない」
榎並「人が動いてお金が動く」
小倉「ついでにフジテレビに寄ってくれればけっこうですよ」