おととい26日（2012年3月）の「スッキリ!!」スッキリでは、前田敦子のAKB卒業宣言をめぐって、コメンテーターの勝谷誠彦（コラムニスト）が「そんなこと､どうでもいいじゃない」と切り捨てると、『謎の男』（山里亮太）が「あんたはどうでもいいだろうけど、俺にはどうでもいいことじゃない」とムキになる場面があった。1日おいた今日は、前田が卒業宣言をするに至った内幕をさぐった。
8月に念願の東京ドーム・コンサート
なぜこの時期に前田は卒業宣言をしたのか。「スポーツニッポン」の川田一美津デスクによると、「今年8月には念願の東京ドーム公演が決定しています。このコンサートを最後に彼女の引退となるのではないでしょうか」という。しかし、それでは念願のドームコンサートが前田のためだけの「卒業興行」になってしまう。これではプロデューサーの秋元康も他のメンバーも納得しないだろう。ドーム公演のあとに、原点の秋葉原のAKB劇場で最後のステージとなりそうだ。
コメンテーターの大沢あかね（タレント）は「AKBはモンスターグループ。その気になればまだまだ続けていけたのに、あえて飛び出すというのは凄いこと」と話す。
卒業宣言でソロデビュー曲急上昇
エースの前田が抜けた後のAKBの行方について、川田は「AKBの平均年齢は上がっているが、若手が次々と入っています。AKBの価値は下がらないでしょう」と見る。
中山「宣言前、前田さんのソロデビュー曲・Flowerはオリコンディリーランキングでは100位圏外でしたが､宣言後は31位へと急上昇しています。これまでにもAKBを卒業した方が何人もいましたが、ここまで話題になったのは初めてです」
キャスターのテリー伊藤「彼女は伝説のアイドルとなるだろう。山口百恵さんも引退後に伝説の歌手となった」
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト