<ドライブ A GO!GO!(テレビ東京系3月18日よる6時)>春の房総は桜鯛、春野菜がうまい。お笑い芸人のキム兄こと木村祐一が、しずるの村上純さん、タレントの山口もえちゃんに、これらを使った絶品料理を作ってごちそうしようとドライブに出かけた。3人は今年2月に開通した全長2618メートル、高さ87・8メートルの東京の新名所「東京ゲートブリッジ」を通って千葉・房総に向かいます。
獰猛なウツボも干物になると…あら、なんとも上品
館山では漁師茶屋「伊豆だいぼ工房」(電話0470・29・1221)にぜひ寄ってください。名物は特製海鮮丼。ホウボウ、ヒラメ、アジ、カンパチのお刺身4種に、メジナ、ブリ、さんが焼き、サザエの炙り焼き4種が並ぶ炙り海鮮丼が驚きの1500円です。近くの漁港から仕入れるため、新鮮そのものの地魚を堪能することができます。キム兄も「皮と身の間がおいし~い」と絶賛です。軽くあぶるもよし、漬けで炙ってもよし、オリジナルでいただけるのもまた人気の理由かもしれません。
続いてやってきたは館山ファミリーパークは一面のヒナゲシ、別名ポピーでした。約10万株のポピーは摘むこともできます。このイベントはゴールデンウィーク期間中も開催されていますよ。さらに海岸線を走ると房総半島最南端の白浜。干物屋さんには海のギャングと呼ばれているウツボの干物がありました。小骨を木槌で叩いていただくと、パリッとしていて意外なおいしさ。きれいな白身で、味も淡泊。外見からは想像できない繊細な味です。食べごろは3月まで。
桜鯛と春野菜でアクアパッツァ
ここからはキム兄調理の料理の食材集め。まず、「やさい村直売所」で新鮮な野菜を仕入れ、磯釣り体験ができる「鴨川 太海フラワー釣りセンター」で真鯛をゲット。買い取りは1尾3000円です。これって、ちょっと高くない?
アンティークホテル「ら・みらどーる」(電話:04・7093・5444)は太平洋を見下ろす高台にあって、夕日を眺めながらのバーベキューが楽しめます。ここでキム兄が作った料理は「真鯛のアクアパッツァ」。真鯛と春野菜を大胆に煮込み、最後にみかんの皮をアクセントにさっぱりした料理で、村上さんももえちゃんもご満悦でした。