猫移籍出場「オリンピックは参加に意義ありだからOK」(元金メダリスト)

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   カンボジア国籍を取得し、同国代表としてマラソン五輪代表を目指していた猫ひろしが、念願かなってロンドン五輪出場が決定した。それを受けての会見では、カンボジア国籍取得に対して「賛否両論で、厳しい意見もある(ことはわかっている)」などと話したという。

   そこで番組が「国籍を変えて五輪に出場すること」の是非を東京・新橋などで50人に聞いたところ、「いいと思う」が40人、「よくないと思う人」が10人だったそうな。「夢を持って、実現したことがよい」「日本に置き換えると違和感を感じる」などの声があったという。

ヨーロッパでは国籍変更当たり前

   猫がナマ出演するなどした今朝(2012年3月27日)の番組は「猫推し」ムードであり、番組コメンテイターの口からも、猫の選択を強く後推し(押し)する発言ばかりが聞かれた。

   「日本では例が少ないが、ヨーロッパではこういう(猫のような)事例は結構ある。選手層の薄い隣の国に移って代表権を得て、練習は母国でやって行くというスタイルはあるんですよ。オリンピックは参加することに意義があるので、いいことだと思います」(清水宏保・元スケート金メダリスト選手)

   「カンボジアのほうから誘いを受けて、ルールにのっとってやっていることだから、違和感を持つ人を人がいても堂々としてほしい。ボクらも楽しみが増えてよかった」(舘野晴彦・ゲーテ編集長)

   今後は、テレビによる元日本人のカンボジア人ゴリ推しも懸念されそうだ。

文   ボンド柳生
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