ウナギ絶滅近い?稚魚ほとんどとれず養殖蒲焼きも急騰

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詳しい生態わからず減少原因は不明

   昨日のシラスウナギ対策会議には、研究者や養殖業者など約100人が参加したが、水産庁も「原因がよく分からない。基本的な生態がよくわかっていないので」というばかり。具体的な対策は立てられなかった。

   生態でわかっているのは、グアムやマリアナ近海で生まれたシラスが、フィリピン沖から黒潮に乗って日本近海へやってくるというだけだ。夏に生まれて日本に寄ってくるのは半年後の年末年始だったのが、今年は5~6月 と時期が遅れている。海流が変わったか、産卵場所・時期がずれたのか、渦ができるという説もあるが、結局答えはえられていない。

   東大・大気海洋研究所の塚本勝巳教授は「減少のスピードからいって、やがてウナギは絶滅に向かう可能性がある」とまでいう。その前に、4月には今一段の値上げがありそうだ。

   小倉「勢いよく上ることをうなぎ上りというけど、価格がうなぎ上りじゃね」

   岸本「食べる前にハシをとめて、思いに耽った方がいい」

   深澤真紀(コラムニスト)「日本はこの1種類だけでこれだけお店があるという珍しい国なので、うなぎ屋さんが成り立たなくなると困る。大好きだから」

   小倉「昔から贅沢品で高かったけど」

   魚にくわしい芸能デスクの前田忠明は「いまでも十分高いから、これ以上高くなったら、穴子で我慢するしかないか」

   しかし、誰も笑わなかった。穴子だってねぇ…。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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