政治介入で強行「大飯原発再稼働」津波・核燃料プール・テロなど問題だらけ

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   「もし再稼働するなら、一番早いんじゃないか」(羽鳥慎一キャスター)と言われる関西電力の福井・大飯原発――を昨日(2012年3月20日)、元経産省官僚で大阪府市統合本部の特別顧問である古賀茂明らが視察、古賀が今朝の番組に電話出演した。なお大阪市は関電の筆頭株主で、原発を早期廃止する方針だそうである。

原子力推進原理主義者の暴走

   古賀によれば、大飯原発は津波対策で防潮堤の拡大が必要であるが、その長期に及ぶ予定の工事はまだはじまってもいない。核燃料プールは容量が足りず、移送先の目途も立たない状況である。テロ対策なども手薄で、問題だらけらしく、「現状で安全と言ってゴーサインを出すことは考えられない」と言う。

   いまの総理をはじめ、政府は安全安心な原発の早期再稼働に積極的だが、古賀は再稼働に向けて「政治介入」が行われているとし、それでは国民や国際社会の理解を得られないと主張。「このままいくと、原子力推進原理主義者の暴走を許すことになる」などと危機感をあらわらにした。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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