「社内資料だしプライバシー保護」と公開拒否
15日の早朝は2号機のメルトダウンが懸念される緊急事態で、東電が撤退したいといったのを菅がとどめたということになっている。しかし、東電は「全員撤退とはいっていない」と言い分が食い違ったままだ。映像はその時に実際には何があったかがわかると期待されるのだが、東電は社内資料であること、プライバシーの保護などを理由に公開を拒んでいる。服部孝章・立大教授は「プライバシー云々は筋が通らない。国は懸命にやっていたんだ、あるいはやっていなかったと伝えることは重要だ」と批判している。
司会の小倉智昭は「なんて言ってるんでしょうね。あるいは、東電に具合の悪いことでも言ってるのか」
田中大貴アナ「あと、初動の映像もないそうです」
小倉「アメリカの調査報告はすごく詳しいというでしょ」
小野由美子(ウォール・ストリート・ジャーナル日本版編集長)「3200ページですよ。これに比べて、事故が起こった日本では議事録もないのかとなりますよ」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト