大阪市から無償提供の中古バス横流し?ドミニカに行くはずが仙台空港にあった!

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   大阪市があるNPO法人に無償で引き渡した中古のバスで一騒動――。4年ほど前に、ドミニカ共和国に無償で送りたいというNPOの要請を受け、市は使用期限が過ぎたバス5台200万円相当を提供した。ところが、それらのバスはドミニカには1台も行かず、東日本大震災で被害を受けた仙台空港で使われていたものもあった。バス運行業者が被害の穴埋めとして販売業者から購入したという。

NPO法人が譲り受け

   なぜドミニカに渡らなかったのか。ドミニカでは右ハンドル車の輸入が禁止になったためだというが、その後、業者に渡るまでの詳しい流通経路は不明。大阪市(議)などはNPOにダマされたとして立腹しているが、番組では、現時点ではNPO法人による詐欺的行為なのかどうは不明とした。

   その一方で、ドミニカで右ハンドル車が輸入禁止になったのは市から譲渡を受ける前であるとし、「そうなると、NPOはドミニカで走らせられるかどうかも調べないで、バスをもらったのか。知っていた可能性もあるのでは」(コメンテイターの松尾貴史)など、疑いの目も向けられた。

文   ボンド柳生
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