マラソン代表「藤原新」恨んでる小倉智昭―やっとナマ出演で苦言

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   ロンドンオリンピックのマラソン代表が決まった。日本陸連はきのう12日(2012年3月)、男子は藤原新(30)、 山本亮(27)、中本健太郎(29)の3人)、 女子は重友梨佐(24)、木崎良子(26)、 尾崎好美(30を選んだ。市民ランナーの川内優輝(25)は涙を飲んだ。

「考えもつかなかったトレーニング法」(マラソン解説者・金哲彦氏)

   新聞は一斉に「新顔ずらり」と伝えた。たしかに全員が五輪初出場。ビッグネームはいない。 逆にいえば、だれが飛び出してもおかしくないということだ。「とくダネ!」には東京マラソンで日本人1位、2時間7分台を出した藤原選手が出演した。実業団に所属しない異色の無職ランナーだ。

   藤原選手が注目されたのは、どこにも所属せず、1人のプロとして挑戦してきたことだ。「公務員ランナー」の川内選手も同じ。マラソン解説者の金哲彦氏は「全くいままで考えもつかなかったトレーニング法を始めた。 藤原はスピード感覚を磨き、川内は実践を積み重ね力を付けた」

   川内は落選したが、会見で「力が足りなかった。走力だけでなく、精神力、技術力を今後高めていきたい。藤原さんが独立したのを見て、ボクも1人でやってみたいと思ったので、藤原さんの五輪出場はうれしい」と話した。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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