ボランティア頼み終わった!国や行政が本格的に取り組め
岩手県釜石市では市郊外の山中で、ボランティア70人が凍りついた道路の除雪作業を行ったり、宮城県名取市閖上地区では小学校体育館を借りて、泥やがれきの中から汚れた写真20万枚を探し出し、きれいに洗って展示しているボランティア団体「ゆりあげ思い出探し隊」もいる。この展示は3月いっぱいで終わるが、隊の代表は「今でも写真を探しに来られる方がいるので、どこかに場所を探し続けたい」という。
司会のみのもんた「本当の復興はこれから。まだまだなんですがね。ボランティアの力に頼るという以外に、もっと大きなところでも…」
コメンテーターの柿崎明二(共同通信編集委員)が「だいたい自治体の職員すら人手不足。その部分の支援を国がもうちょっとやってもいい」と話せば、池田健三郎(経済評論家)も「姉妹都市関係にある自治体同士の支援体制はかなり進んでいるのですが、国はもう少し関与してもいいのではないかと思う」と国の出遅れを批判した。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト