「厚生労働省の調査によれば、花粉症に罹っている人の割合は29.8%。つまり、日本人3人に1人は花粉症です」と西村綾子リポーターが伝える。この2、3日、春らしい日が続いているが、こうなると花粉症だ。佐橋紀男・東邦大学理学部訪問教授は「今年の花粉は過去10年間平均の7割ぐらいといわれていますが、気温が上がれば飛散する花粉の量も増えますので要注意です」という。
花粉症専門医のメディカルコート池田耳鼻咽喉科院長・池田美智子が、「まだ花粉症に罹ってない人でも、身体の中では花粉症になる準備が進んでいます。身体の中に花粉が入ると、それに対する抗体ができます。でも、その抗体が増え過ぎろとクシャミや鼻水、鼻詰まりを引き起こし花粉症になるわけです」と解説したが、そんなことはこれまで何度も聞かされてきた。花粉症患者がこの時期に聞きたいのは、もっと決定的な対処法はないのかという点だ。
年齢に関係なく発症
コメンテーターの大沢あかね(タレント)「私は出産してから花粉症になったのですが」
池田院長「多分、ホルモンの問題だと思います。女性は出産することで、ホルモンバランスが変わります。それがきっかけとなって発症したと思います」
西村が「幼児でも花粉症になることがありますか。花粉症は遺伝するといわれていますが」と聞く。池田院長「花粉症に年齢は関係ありません。花粉症はアレルギー性鼻炎の一つですが、アレルギー性鼻炎は遺伝します。でも、その他に住居や食品の問題も影響します」という。
宮崎哲弥(評論家)「僕も小学校の時から花粉症だったけど、親の影響があったのかな」
司会の加藤浩次「花粉症は治りますか」
池田院長「治りません。一生の付き合いだと思って下さい」
もうちょっと役に立つような取り上げかたってなかったのかしら。