「次の卯年は一緒に過ごそう。愛を込めて」
公判を傍聴したレポーターの岸本哲也は、「ここまで惚れた男に尽くせるのかと驚きました。さらに驚いたのは、手配写真とは全く違ったこと」という。痩せて髪も短く茶髪にパーマで、メガネもかけていて、「街で会っても絶対にわからない」。証言も小さな声で、ハンカチで涙を拭いながらだった。
平田は逮捕後、斉藤に宛てて「次の卯年は一緒に過ごそう。愛を込めて」と手紙を送っていた。これについて斉藤は「平田の服役を見届け、社会復帰する環境を整えるのが私の責任、家族の務めだと思う」といった。「愛し合っているんです」と岸本。
司会の小倉智昭「情状酌量を求める意図はあるんでしょう。彼が刑を終えて出てきても待ってませんといったら全然心証が違うでしょう」
デーブ・スペクター(プロデューサー)「オウムのことをどう思ってるか、はっきり聞きたいですね」
判決は今月27日。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト