「あーたん」「ちーたん」と呼び合っているんだそうだ。コメディアンの加藤茶(69)がきのう1日(2012年3月)に開いた披露宴で、46歳年下の妻・綾菜さん(23)を初めて紹介した。加藤の誕生日で、年の差がひとつひらいたところでというわけ。
新婦は神田うのデザインのウエディングドレス、新郎はピンクのタキシードで登場…はいいのだが、加藤の主治医があいさつで「これほど出席者の平均年齢が高い結婚式もあるのかな」と言った通り、加藤のお仲間だから50代なら若い方だ。
「新郎は心労、疲労宴」(徳光和夫)
司会が小野ヤスシ(72)で「男としての勇気にどうぞ拍手を」
ドリフの仲本工事(70)は交際中の年下の女性を舞台にあげて、「今年中に結婚します」と宣言するハプニング。高木ブー(78)は「募集してますよ。加藤より若いのがいいね」。志村けん(62)は仕事で来られず、チンパンジーのパンくんとのビデオのメッセージ。「2回も結婚したんだって。うらやましいね」にパンくんがウンウンしていた。
井上順(65)は「30歳下のガールフレンドとつき合ってるが、加藤さんは『30も?』といっていたのに」。ミッキー・カーチス(73)は33歳年下の妻がいて、「謝ってばかりいます」。徳光和夫(70)は「新郎は心労、疲労宴」と、これは余計なお世話。
「子どもは2人欲しいです」に加藤「2人も…、どうですかねぇ」
会見になった。
――年の差を感じることはありますか。
綾菜「まったくないです。歩くのはすっごい遅いんですけど」(笑い)
加藤「10メートルから20メートル置いていかれます」
――どんなところが好きで結婚したんですか。
綾菜「一番は誠実なところ。つき合うまで半年間待っていてくれて、真摯だった」
加藤「歳ですから、慌てないでじっくり攻めようかと」
――子づくりは?
加藤「ボクが歳ですから、何といったらいいんだろう…。ある程度のことはしてますけど、若くないんでガツガツはいけません」
――何人くらいほしいですか。
綾菜「2人です」と即答。しかし加藤は「2人も…、どうですかねぇ」
――結婚生活はどんな感じなのでしょう。
加藤「年の差を超えて、今は尻に敷かれている状態です。命令される。風呂が早いと『もう一度』『はい』。ご飯でも、犬と同じ。『よし』といわれて食べる。短気で頑固だったのが、温厚になった。自分でいうのもなんですが」とも。
ビデオを見た司会の小倉智昭「よく結婚披露宴やったよね。私も15歳下で、少女誘拐といわれたが、これは幼女誘拐だ」
出席は230人。取材した小柳美江レポーターは「いつもの加藤さんと違って、真面目で緊張していました。結婚式でも指輪をはめ間違えたり、キスでもとちったり…」
2人のマンガ入りで「ご自由にお申し付けください 加藤英文 綾菜」というカードがなかなか可愛かった。