建設会社、宿泊施設、小売り外食、タクシー業界も定検バブル
番組によると、この町も、以前よりメディアで伝えられる他の「原発の町」と同じく、原発産業に頼っている。町の歳入の6割が原発関連。交付金でつくられた立派なナイター野球場やテニスコート。直接的な雇用はもちろんのこと、地域の建設会社、宿泊施設、小売り外食、タクシー業界なども、原発関連のお客さんが消えれば即ピンチ。
とくに大きいのが、高浜原発1~4号機で、年に4回ほど行われる原発の定期検査だという。その時期には、人口約1万人の町に同数以上の原発関係者が訪れ、地元では「年4回のボーナス」「定検バブル」など呼ぶ人もいるそうだ。
文
ボンド柳生