早い者勝ちで名前だけ商標登録出願
こうした濡れ手に粟、せこいビジネスはここにきて急増しているという。商標登録の出願件数は2000年に22.3万件だったのが、10年には107.2万件に膨れ上がっている。日本の地名やブランド商品、さらに有名人の名前までターゲットにされている。47都道府県のうち27道府県が商標登録として出願されているほか、富士山が漬物名、高倉健がレストラン名といった具合だ。
司会のみのもんたの出願を免れたようだが、TBSは44件もデザインを変えて登録済みという。みのが吠えた。
「中国国内だけならいいが、いずれ世界を相手にするわけでしょう。こういう感覚は世界が相手にするわけありませんよ」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト