「平清盛」抜け出せない超低空飛行―視聴率ひとケタ台が心配

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   NHK大河ドラマ「平清盛」の低空飛行が続いている。過去3番目に低い視聴率(17・3%)でスタートし、ほとんど上向くとなく、5回目には16%、6回目はとうとう13・3%と民放の連続ドラマでも「失格」という数字にまで落ち込んだ。6回目は同じ時間帯にフジテレビ系「四大陸フィギュアスケート」が放送されたということもあったが、19日(2012年2月)放送の7回目でもさほど回復せず、14・4%と相変わらず15%を割ったままだ。

   「源平ものはこれまでも視聴率は低かったのですが、平清盛は時代考証に忠実すぎて、宮廷や貴族たちも華やかに描かれない。松山ケンイチもただ吠えて怒鳴るばっかりの芝居で見ていて疲れます。民放の連ドラでは13%台前半になると、『ひとケタ台』への転落が心配されるようになります。さすがに大河にそれはないでしょうが、このまま低迷が続くようなら、途中から脚本や演出の大幅見直しなんていう話になるでしょう。大河史上、前代未聞の騒ぎですよ」(テレビドラマ脚本家)

   このドラマは見せ場、ヤマ場に乏しいことが決定的に弱いのだろう。(テレビウォッチ編集部

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