オセロの中島知子の番組に10年間出ていた俳優の中尾彬(69)が、「いま考えると、中島の異常なことはいっぱいあった」と語り始めた。異変はこの3年ほどだったという。ナマ放送のスタート10秒前に駆け込んでくるとか、「楽屋には来てるのにカギ締めて降りてこないんだ」「(仕事には)真摯だし真面目だからあそこまでいったんでしょ」と話すのだが…。
とうとう「松嶋尚美の顔も見たくない」と平然と言い出した
有名俳優との破局がつたえられた2005年、 中島は占い師と知り合い、相方の松嶋尚美が結婚した08年頃からは、占い師と同居し始めたとされる。松嶋とも距離を置くようにもなった。
「相方の松嶋尚美と初め一緒だった楽屋が分かれた。おかしいな、ケンカでもしたのかなと思っていたら、途中からホテルも変わったんだよ。海外へ行っても、中島だけめしに参加しない。別行動。そのへんから太り出した」
「おととし青森へ行ったんだけど、やたら食うし、やたら日本酒を飲むし、『なんだろうな、この娘は』と一瞬思った」
「服装もだらしなくなった。あれだけキチンとした性格なのに、衣装がね、ずっと同じもの着たり、おしゃれさもなくなって、中年女みたいになった」
「おかしいなと思ったのは2010年だよ。うなぎ、ステーキのおいしいところない?とかいうから電話で紹介する。でも、店に聞いたら来てないというし、その辺は奇妙な生活を送ってたんじゃないかな」
さらに相方についても、「みんながいうように、松嶋とうまくいってないのかと聞いたら、『うん、松嶋の顔見るのも嫌です』と言った。小さい声で。その女が指示したのかもしれませんよ」
その後、昨年4月に司会をしていた番組を休養したままになっている。
「和食屋に誘ったら、占い師も付いてきたんだ。陰影の強い女だったね」
中尾はさらに「お父さん、お母さんが探しに行ったというのをちらっと聞いた。マネージャーと行っても会ってくれないというので、あ、あの女かと。全部が結びついた」
というのは、おととし11月に銀座の和食屋へ中島を連れて行ったとき、「友だちを連れてきました」と女がいた。本を書いていると紹介したという。髪は肩まで、ふっくらとした顔立ちで「地味な感じだった。陰というのか、陰影が強かった。それが占い師」。その女とはほとんど話さなかったが、中島とは小声で話していたという。
「異常はみんな知ってました。仕事場でも口をきかないしね。そのへんから取り付いたんでしょう、その女性が。中島に『目を覚ませよ』と言ってやりたいけど」
司会の小倉智昭「中尾さんはその変化に気づいてらしたんですね。大先輩の中尾さんとの食事に連れて行くというのは、かなりの間柄じゃないとね」
芸能デスクの前田忠明「マネージャーなら遠慮しますよね。中尾さんが心配するのはその女性。2月28日に(マンションの家賃支払いと明け渡しを求められてる訴訟の)判決は出るが、その女性が消えるのか、一緒にいるのか。何にも手がかりがない」