ホイットニー・ヒューストンの死で、ショック状態のファンや家族たちの非難を一身に浴びているのが、元夫でR&B歌手ボビー・ブラウンだ。ホイットニーは1992年にブラウンと結婚したが、その後ドラッグとアルコールに溺れるようになり、かつてのような美しい声を失い、ブラウンのDVなど問題が絶えなかった。
DVと薬物で死に追い込んだ張本人
問題児としてたびたび警察ざたを起こしてきたブラウンが、ホイットニーに与えた影響は決してポジティブなものではなかった。それでもそんな男を愛し、ドラッグに手を出したのはホイットニー自身だったわけで、自己責任だったとも言えるのだが、ファンの間では、ホイットニーを栄光の舞台から転落させ、薬物乱用という悲惨な死に追い込んだ張本人として、ブラウンをやり玉に上げる声が多い。
元妻の突然の死にステージ上で泣き崩れたというブラウンだが、ホイットニーの家族らはブラウンを葬儀に呼ばないし、一人娘のボビー・クリスティナにも近づけないと言っている。
Noriko Fujimoto