今さら「鳩山」「菅」頼み!?重要政策担当に起用―放ったらかしだとうるさい

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   「だらしないですね」「信じられない」

   民主党の輿石幹事長が党最高顧問や副代表となっている重鎮議員に重要政策を担当させるというニュースに、コメンテーターたちが唖然とした。「おでかけ前の朝刊チェック」コーナーで取り上げた毎日新聞によると、7日(2012年2月)の常任幹事会で、輿石は「外交、防衛、エネルギー、震災復興などのテーマで、最高顧問や副代表に先頭に立って欲しい」と要請したという。最高顧問の鳩山由紀夫元首相は外交問題、同じく最高顧問の菅直人前首相はエネルギー問題の担当を想定しているという。

狙いは民主党分裂回避

   弁護士の若狭勝(元東京地検特捜部副部長)が「鳩山さんについて言えば失政のベテラン。沖縄の基地問題は鳩山さんが問題を引き起こしたと言っても過言でない。そういうことを見据えないで、どうして鳩山さんがベテランという話になってくるのか全く信じられない」と吠えた。

   司会のみのもんたもこれに同調して、「鳩山さんの場合は、自分の口から『変に影響力を出さない』『辞める』と言った人ですからね。何でこうなるんですかね」と首をひねる。資産有用コンサルタントの逢坂ユリは「だらしないですね。人事のセンスがないと思う」と呆れた。

   党のベテラン議員に役割を与えることで党内の結束を考えたというのだが、2人がどういう役柄を演じるのか今一つ不明だ。ただ、民主党の人材不足と党内分裂が抜き差しならない状態になっていることだけははっきり伝わってきた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト