女児遺体遺棄「毛布被って死んでた」母親の支離滅裂と奇妙な冷静さ

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   「2階に行くと毛布を被って死んでいた」

   大分県日出町で江本琴音ちゃん(当時2歳)とみられる遺体が見つかった事件で、死体遺棄の容疑で逮捕された母親の江本優子容疑者(35)が夫にこう話していたことがわかった。しかし、なぜ遺棄したのか、死因は何なのか、事件の真相はまだまだ見えてこない。

「蘇生したが助からず、パニックになり遺棄してしまった」

   「優子容疑者が警察に行く前に夫に話したという内容を優子容疑者の母親から聞きました」とリポーターの阿部祐二。それによると、「(事件発生の)2011年9月13日の朝、(自宅の)2階に行くと琴音ちゃんが毛布を被って死んでいた。蘇生したが助からなかった。パニックになり遺棄してしまった」というものだ。

   夫は船関係の仕事をしており9月3日に出張、13日に帰宅することになっていた。優子が「スーパーの駐車場の車の中から娘がいなくなった」と騒ぎ出し119番したのはその13日の午後のことだ。

   司会の加藤浩次が「娘が死んでいたとすると、普通はまず救急車ですよね。それから警察ですよね。この段取りを踏まず、捨ててしまったのはどういう心理でしょう」とコメンテーターの香山リカ(精神科医)に聞く。

   香山「死因がわからないので何とも言えないが、夫に怒られるのではないかとか、大変なことをしてしまったとパニックになった。人間、あまりにパニックになると、何とかしなければならないというと逆に冷静になって、後から考えると計算したかのような行動をとることがある」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト