国内コンクール総なめし、初の海外チャレンジ
菅井が11年間通い続けている佐々木三夏バレエアカデミー(神奈川県大和市)の翠川ゆりコーチは、「泣いていたりすることもあったけどやめなかった。最後まで踊り続けることのできる子、本当に努力家です」と目を細める。教室の後輩にも「すごく気さくな人で、誰にでも仲よく話してくれる素敵な人。自分にきびしい努力家です」と評判いい。
その努力が実を結び、15歳でこうべ全国洋舞コンクール、全国舞踊コンクール、16歳でザ・バレコン札幌、バレエコンペティションなど、国内のコンクールを総なめし、今回が初めての海外遠征だった。
司会のみの・もんた「天性の才能があるんだろうけど、不断の努力も大事だったんだろうね。これからだよね」
スポーツ界も含め中・高生の活躍が目立つ。数を少なく生み、ゆとりを持って才能を育む。少子化の効用なのだろうか。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト