中野美奈子アナ「産む側として言わせてもらう!」人口減少・少子化問題

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「待機児童の問題、社会復帰…不安ばっかり」

   小倉が続ける。

「社会保障にどれぐらい金を使っているか、日本では大半が高齢者のためで、現役世代や将来を担う子どもたちのためには使われているのはごくわずかだ。ここを増やしていかないと子どもは増えていかない。フランスは1993年に出生率が1.66まで下がったが、女性が働きやすくするなど少子化対策に取り組み、2008年に2.01まで回復した」

   アナウンサーの中野美奈子「産む側からいわせてももらうと、待機児童の問題とか、子どもを産んだとしても社会復帰できるのだろうか、そんな不安がいつもある」

   笠井「われわれも少子化対策など福祉の方へ向かうなら、消費税アップも良しとしている」

   若いアナウンサーの田中大貴も「同級生の間でも経済的な問題から子どもをつくるかどうかで悩んでいる人が多い」と話す。小倉の話は中国、インドへと飛ぶ。

「中国の人口はいま13億人。でも、1人っ子政策をしたでしょ。2100年は9億人になる。同じアジアのインドは12億人。インドは子どもに力をいれ教育も熱心。やがて、中国を抜きますよ。日本はどうするんでしょうか。お手並み拝見しようにもお手並みがないんだもの、ずーっと」
文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト