新燃岳噴火で大騒ぎ!天災の本当の怖さまだ知らなかったワイドショー

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<1年前のワイドショー通信簿>3月11日の東日本大震災がなければ、2011年の特筆すべき自然災害として人々の記憶に残ったはずである。九州の鹿児島・宮崎県境の新燃岳が1年ほど前の2011年1月27日に52年ぶりに爆発的噴火をした。火山灰は60キロ離れた宮崎市にも振り、溶岩ドームは600メートルにもなって、大火砕流の危機が迫った。

   「目の前に迫る噴煙と地響き」(フジテレビ系「とくダネ!」)、「噴火まだ1年半続く…死者・家屋消失の300年前とそっくり」(TBS系「朝ズバッ!」)と、朝のワイドショーも大きく報じた。被害も小さくなく、「牛の世話が…避難できない」(日本テレビ系「スッキリ!!」)、「『空震』窓ガラス粉々…ダイナマイト500キロ並みの衝撃」(「朝ズバッ!」)といった具合だった。幸い人命に被害はなかったが、中程度の噴火は続いていて、火山噴火予知連絡会は再び活発化する恐れが強いとして、現在も警告を発している。

   宮崎は口蹄疫や鳥インフルエンザなどの被害が続いていただけに、ワイドショーもレポーターを送り込んで取り上げ続けたが、3月11日以降、新燃岳のニュースはほぼなくなった。(テレビウォッチ編集部

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