長い手脚で繰り出す必殺「かかと落とし」と「ヒョイヒョイ」技
テコンドーはキックかパンチの攻撃が相手のプロテクターへクリーンヒットすればポイントになる。頭部への攻撃はキックのみが認められるが、その頭部へのヒットが3点、頭部への回転系キックは4点と高い得点が得られるため、足技が中心になる。濱田は身長174センチ、股下83センチと脚が長く、テコンドーには有利だ。指導に当たっている元日本代表の古賀剛コーチも、「手脚が非常に長いので、自分は技を当てられるけど相手からはもらわない打撃格闘技の理想の体型をしている」という。
得意技の一つは長い脚を生かした「かかと落とし」。180度に上げた脚を相手の頭部めがけて振り降ろす豪快な技だ。もう一つは「ヒョイヒョイ」技。初め中段にフェイントをかけ、相手が体勢を崩したところをそのまま頭部に蹴りを入れる技だ。で、その威力だが、取材した山本紘之アナが防具をつけて回し蹴りを腹に受けたところひっくり返って悶絶。ロンドン五輪では「みんなで戦っている気持ちでメダルを目指す」という」。
キャスターのテリー伊藤「テコンドー貧乏っていいね。ここまで父さんも頑張ったわけじゃないですか」
家族全員で戦うロンドン五輪貧乏、メダルを期待したい。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト