野田首相も小沢一郎も「困った身内」後始末おおわらわ

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「4年以内に首都直下型地震70%」地下鉄・高層ビルで生き延びる!

   最後に地震関連記事。このところ現代ばかりでなく、サンデー毎日「覚悟すべき巨大地震と本当の備え」、文春「『平成10大地震』から学ぶべきこと」、新潮「首都破壊『大津波』を生き延びるための基礎知識」、プレイボーイ「四連巨大地震急接近中!」と、各誌が取り上げだした。

   東京大学地震研究所の研究チームが、マグニチュード7級の首都直下地震が今後4年以内に約70%の確率で発生するという試算をまとめた。明日にも来るかもしれない首都圏直下型大地震。もはや悠長に構えている場合ではないようである。

   現代は地下鉄や高層ビルで被災したらどうすればいいのかを解説している。3・11のときは東京メトロ飯田橋駅につながる地下道に水が流れ出した。ゼロメートル地帯や河川のそばにある地下鉄出口は危険性が高い。和田隆昌災害危機管理アドバイザーによれば、水かさが増す前に線路に降りてとにかく高いところへ逃げることだという。トンネル内にはエリアによってかなりの高低差があるから、低い駅から高い駅に1駅移動するだけで被害を免れる可能性がある。地下鉄内には「非常口」がないから、駅を目指すしかない。

   東京スカイツリーの展望台で地震に遭遇したら、ゆっくりとした大きな揺れが長く続く長周期地震の影響を受ける可能性があるので、窓辺から離れ、なるべく建物の中心に近い場所にある手すりなどを掴んで揺れに対処する。怖そ~。

   高層ビルのエレベーターに閉じこめられたら、床に座り扉を叩いて救助を呼ぶ。そのとき役に立つのがレジ袋だそうだ。閉じこめられている間の排泄物入れに使える。同じように比較的安全だといわれるトイレに閉じこめられたら、水を流さず、タンクの水をいざというときの飲料水用にとっておくのがいいそうだ。その他に、手術前は、手術中だったら、動物園で猛獣の前にいたらと、懇切丁寧に教えてくれているが、このようなことが役に立たないように祈るしかない。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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