東京消防庁が震度6で「防止具」テスト
4年以内に70%というのは、4年後に大地震が来るということではもちろんない。きょう明日起きるかもしれないということだ。となると、まずは家の中の防災を1日も早くやっておくということになるだろう。地震での死亡の8割は家具の転倒や建物の倒壊によるものだ。
家具の転倒を防ぐのには、床と家具の間にいれるストッパー、家具と天井の間にかませるツッパリ棒、壁と家具を固定するL字型金具がある。東京消防庁はこの3種類が震度6強の揺れでどう耐えるか実験した。
「ストッパー」はまったく役立たず。揺れて2~3秒後に棚は倒れてしまった。「ツッパリ棒」も揺れると簡単に外れてしまう。「L字型金具」は揺れで棚が浮き上がったが倒れなかった。
小林アナ「ただ、L字型家具や壁に穴を開けなくてはならないので評判が良くないんですね。ストッパーとツッパリ棒の合わせ技だと倒れませんでした」
とりあえず、急いでこれはやっておいた方がよさそうだ。
(磯G)