「足らない足らない」の刷り込み効果狙い?
だが、財政状況は厳しい。当面は2015年10月までに消費税10%が目標だが、内閣府は昨日24日、増税しても2020年には16兆円の赤字という試算を出した。これは消費税換算で6%になるという。消費税増税には国民もある程度理解を示してはいるが、さらなる増税となると話は違ってくる。首相の強気を国民がどう受け止めるか、政治状況も読めない。まさに賭けだ。
司会の羽鳥慎一「前の総理の発言を引くなんてなかったこと。いろんな思いがあったんでしょう」
田畑正(テレビ朝日報道局部長)「政局より大局というメッセージは伝わった」
ただ、増税してもまだ足らないというメッセージも出た。
赤江珠緒キャスター「内閣府の発表は総理もわかっているでしょうか」
田畑「了解しての発表でしょう」
東ちづる(俳優)「足らない足らないと、なんか刷り込みをされてるような。家計だとやりくりするわけだけど、国は自助努力が足りないんじゃないの。慣らされちゃいけない」
羽鳥「われわれは簡単に借金できないが、国は国債発行です」
宇治原史規(タレント)「政策にかかる費用の足し算が合ってるのかどうか」
羽鳥「次の選挙より次の世代を考えないといけない」
それにはやはり選挙で答えを出さないといけない。野田の投げたボールを受け取るのはわれわれだ。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト