建物全壊約85万棟、死者1万1000人
首都直下型だと建物全壊が約85万棟、死者1万1000人という予測もある。しかし、70%という数字には異論もあるらしい。「10分の1経験則」は特定の地震にどれだけ当てはまるかわからない部分が多いというのだ。武蔵野学院大の島村英紀教授は「たとえ1%でも、それがいつ起るかわからない」という。小松教授は「予測数字にどれだけ意味があるのか」と言う。
羽鳥「備えておくにこしたことはない」
舘野晴彦(月刊「ゲーテ」編集長)「ショックですね。4年というとあっという間でしょう。家を買おうという人たちにも関わる。国の機能を移転することも考えておかないといけないかもしれないし」
小松「直下型は津波はないが、建物の倒壊と火災ですね」
羽鳥「阪神でも、倒壊と火災の被害が大きかった」
といって、具体的に何をするのか。とりあえずは、茶箪笥の重たいお皿を下段に移しておくか…。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト