卓球いまや小学生が席巻!五輪代表選手キリキリ舞い

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   卓球の全日本選手権は全国的には無名の若い選手が大活躍する「異変」が巻き起こった。22日(2012年1月)に行われた一般の部の男子シングルス決勝では、山口・野田学園高校3年の吉村真晴選手(18)がロンドン五輪代表で、大会6連覇を目指す水谷隼選手を4―3で破り初優勝。水谷は頭を抱えてしばらく立ち上がることができなかった。

石川佳純も手こずった小6必殺技「ミュータ」

   小学生の天才卓球少年少女の活躍で番狂わせも相次いだ。一般の部の女子シングルスで、小学生最多記録となる4勝を挙げた6年の加藤美優選手(12)は、5回戦で世界ランク7位の石川佳純選手と対戦、最後は敗れたものの2セットを奪った。必殺技は、父親が自宅車庫を改造して作った狭い練習場で編み出した、自分の名前にちなんだ「ミュータ」。石川もこの技に翻弄された。

   高校2年生以下のジュニア女子の部では、13大会ぶりに小学生が決勝まで勝ち上がった。5年生の平野美宇選手(11)が高校生の谷岡あゆか選手(17)と対戦し、ストレート負けしたものの福原愛選手以来の準優勝となった。一般男子シングルスの部でも小学6年の出雲卓斗選手(12)が、小学生として大会初めての勝利をあげ、しかも2勝して3回戦まで進んだ。

   キャスターのテリー伊藤「以前は愛ちゃんだけだったが、どんどん増えてきて頼もしいね。中国に勝ちたいよね」

   思いはみな同じ。次の五輪かその次ぐらいには実現可能かも。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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