4月新入学・進級は世界で少数派。日本もかつては9月だった
世界主要国の入学時期は、9月が 欧米、中国など116か国(54%)なのに対して、4月は日本、インドなど7か 国(3%)に過ぎない。なぜ日本は4月なのか。清水貴之アナの解説によると、1872年(明治5年)から1920年(大正9年)までは日本も9月入学だった。4月になったのは、国から補助金を得るため会計年度と一致させたからだという。その会計年度は田植えの時期を外して設定されたというから、まさに日本独特なのだ。
司会の羽鳥慎一「世界に合わせるには9月のほうがいいが、変えるのは大変でしょう」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「いま偏差値ばかりで、これじゃ国際競争に勝てない。だからやってみればいい。 京大は4月でいって、10年後に9月の東大とどっちがよかったか競えばいい」
羽鳥「(4~9月の)空白ができる」
松尾貴史(タレント)「企業にとってはチャンスが生まれる。ホントは景気のいい時期にやっておけばよかった。10年前にやってれば競争力のある人間ができていた」
赤江珠緒キャスター「(企業の)採用は4月と9月と両方になっている」
玉川「一律採用をやめればいいんですよ。それこそ通年にしちゃうとか」
羽鳥「大変かもしれないが、変える時期なのかもしれない」
玉川「田植えとは思わなかったなぁ」
なに企業なんていったん決まれば何事もなかったように動くもの。それより、受験制度、入学改革なんじゃないの。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト